Fade out.

目で見たもの、耳で聞いたもの、そんなもの達と向き合っていく日々です。

ケーブル編みのスヌード ー第1章ー

とても苦手なケーブル編みに挑戦しているのだが、今回はその進捗報告。今はちょうど3分の2段程度の長さがあり、あと30cm編んだら終わるかな~ってくらい。今回のスヌード作りで重大なミスをたくさんしたので書き残しておきたいと思う。
 
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今回失敗したこと

 
1. 途中から編み図を読み間違える

ネイビーからベージュに切り替え40cmほど編んだころ、編み図を読み間違えていることに気づいた。しかも表目と裏目。気づくのが遅すぎる&そんなことある?!って思いながら、莫大なミスに唖然としたのが忘れられない。全部解くか悩んだんだけど、ここで解いたら多分やる気失くすな、と思ったのでそのまま突き進んだ。私が使うんだから問題なーい!精神だ。散々ケーブル編みにならないって言ってたけど、読み間違えのせいで分からなかったのかぁと思った。でもなわあみ針を使う部分だけなぜか合っている。もう訳が分からない・・・と思いつつベージュを編んだ。それでもやっぱり柄が分かりづらい。下手ってことだな、と思って諦めつつ乗り越えた。

 

2. 違う糸を編んでいた

2種類の糸を編み終えてとうとう赤い糸を編み始めた。進めていくうちに、触った感じ見た目もほぼ同じなんだけどなんだか糸の具合が違う気がする・・・と思い念のため調べてみた。すると、ネイビー・ベージュはハマナカのアランツィードで、赤だけリッチモアのスターメツィードだった(笑)色合いはうまい具合にマッチしていて棒針も問題ない。しかし、なんで別の種類買っちゃったの私・・・と頭を抱えた。アランツィードもリッチモアは去年買ったけど編まれずに放置されていたものだった。しかも帯がない。ぱっと見で一緒だと思い込んでいたらしい。編み終わるまでは帯を捨てたらいけない・・・!

 

3. 新たに編み図の読み間違いを知る

ネイビー・ベージュで読み間違いをしたあたりからなんか嫌な予感がした。見本の写真と何かが違う...明らかに違う...柄の横を彩るのが表裏で続いているはずなのに...私のは何故か全て表目...。そしてようやく知った。

 

棒針の編み図は奇数段は読み通りに、偶数段は読みの反対(編み図が表なら裏。編み図が裏なら表なら。)に進めること。

 

なるほどなるほど〜〜!!そりゃぼこぼこで柄も出てこないわけだわ...というか気づくの遅すぎ...とまた遠い目になった。

 

このまま続けてることもできるけど、なんだかなぁと思った。不格好なもの作っても長く使わない気がしていたから。先輩ニッターさんの助言が聞きたくてネットサーフィンしてみた。すると、

 

「編み物は解けるからいい、編み直せるからね。裁縫はやり直しがきかない。」

 

という言葉に出会った。

そうだよなぁと思った。以前しっかりしたポーチを手縫いで作ったときに、生地の裏表を間違えてしまい、全部解いて場所によっては裁断し直して作ったことがあった。そのためポーチの完成までに9時間かかったのだ。あの作業に比べたら編み物は簡単に戻れるし(多少糸は傷つくが)、むしろきれいに作り直せる。やり直すのもありかな、と思えてきた。誰かにやらされているわけでも期限があるわけでもない。自分のペースで満足いくものを作りたいと思った。

 

ということで全部解きました。

 

3週間が水の泡・・・だったらベージュの時点で解いておくべきだった(笑) 解くのは簡単なのがまたね・・・。もう毛糸なんて見たくなーい!って昨日は思っていたけど、最初の6段だけ進めてみた。やっぱり楽しい。気分転換に別のもの作りながら進めよう。冬はまだまだこれからだし、のんびりやろう。 第1章―完―