映画を観よう2020
映画を観よう
ほぼ映画を観たことがなかった。ミュージカル映画は多少あるが、それを含めても両手で事足りるほど。機会がなかったという理由でしかないんだけれど、昔からじっと画面をを見続けるのが苦手だった。しかし今年はコロナもあって自宅から出れない期間が長く、家で楽しめることをたくさん見つける1年だった。そして今までの不足を補うかの如く、とにかくいろんな映画を観た。
映画と音楽
最も衝撃だったのが「スター・ウォーズ」*1。観るまではC-3POとR2-D2との違いが分からなかった。しかし観始めると、なんだこれ、面白すぎる。あと戦いのシーンも血がほぼ出ないのでとっても見やすい(怖がりなので)。宇宙でこんなこと起きてたらどうしよう...なんて思いながら完全に魅了されていった。ストーリーの面白さはもちろんのこと、映画音楽の魅力に気付いたのもこの映画だった。
食い入るように見入っていたとき、映画を鑑賞した経験が少ないからか、宇宙に浮かんでいる建物が敵の基地なのか、味方の基地なのか分からない場面があった。あれ、これってどっちだっけ?そんな中でふと音楽が流れる。
おお、なるほど。これはダース・ベイダーさんの基地なのか。そして思った。
これってすごいことじゃない...?と。
敵・味方にそれぞれ音楽があって、それが流れるとストーリーも読み取れる。映画音楽が映画をさらに深め、面白くしている。こんな経験をしたことがなかったので鳥肌が立った。メイン・テーマが流れただけで、宇宙が目の前に浮かぶ。ジョン・ウィリアムズの凄さをありありと実感した出来事だった。そして映画館で観たらどれだけ面白いだろう、と思いを馳せていた。映画ファンの方々が実に羨ましい。こんなに素晴らしい体験をずっとしてきたなんて。
スター・ウォーズは全部見終わって、今は007シリーズを観ている。これもまた面白い。音楽が流れると血が沸き立つような感覚に襲われる。ほんで、ショーン・コネリーをはじめとした、ジェームズ・ボンドがカッコよすぎる!色気のある主人公が好きらしく、見れば見るほど深みにはまっていく。音楽視点だと「James Bond Theme」はもちろんのこと、クリス・コーネルの「You Know My Name」もびっくりするぐらいぴったり最高。
最後に
今年は今まで以上に映画を観ている。この半年余りで生涯で観た数を優に超えた。その度思う。世界中にあるすべての映画を観尽くすことはできないんだな、と。来年007の新シリーズが公開されるらしいし、コロナが落ち着いたら映画館に足を運ぼう。
今週のお題「最近見た映画」
*1:観始めた日がたまたま5月4日だったこともあり、運命的なものを感じていた。