Fade out.

目で見たもの、耳で聞いたもの、そんなもの達と向き合っていく日々です。

手を動かす時間

編み物に関する記事ばかりだけど、ハンドメイドに関するものなら何でも好き。刺繍・パッチワーク、アクセサリー作り、レジンなどなど。季節的に今は毛糸。編み物用具が増えてきたのでそのうちケースも作りたいと思っている。編み疲れたときはボンボン作りに勤しんでいる。これはリースにしようかなぁ。

 

基本的に家にいるときは動いてばかりいる。テレビをじっと見ているのも、半身浴で何もせずにいることも苦手。後者は上せやすいってのもあるんだけど。そもそもテレビも流しているだけでほぼ見ていない。手芸はながら作業ができるから良い。それに作業をしている時は集中するので、他のことを考えなくて済むのだ。そして疲れたら寝る。これが1番のストレス発散になる。

 

ということで(?)今回は、余っている素材を使って目数リングを作った。

 

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このデザイン、ピアスとかブックチャームに付けても可愛いと思う。編み物について色々調べてる時に別の方のブログ(思い出せない・・・)で目数リングを作っていらっしゃった。なるほど、目数リングも作ればいいのか、と思ったのがきっかけだった。前回ニット帽を作った時に、

11sg-ak.hatenablog.com

目数リングとして使っていた四角い素材を間違えて編みこんでしまうという謎の失態をおかし、外せるものがほしい!と思っていた。可愛いものができたので早く使いたい。注文した輪針は誕生日付近に届く模様。今年の自分へのプレゼントはこれかな。早くミトン編みたいな〜。編まれたい毛糸たちがうずうずしているに違いない。

28歳、漫画を読む

趣味はなんですか?と聞かれたら「音楽と本」と答える私だけど、大体4~5年周期で本を読まない時期が到来する。今年はまさにそれで、積読は増えるが読む気力が起きなかった。その影響もあったのか、今年は例年に比べて、たくさん漫画を読んだ1年だった。28年間、好きな漫画は?と聞かれる度に困ってきた。実際私が読んだことのある漫画ですぐに思い出せるものが「ハチミツとクローバー」しかなかったからだ。ONE-PIECEも読んだことがない。しかし、今年はたくさん読んだ。なんでだろうなぁと考えてみたら、物語を視覚的に捉えることができるので読みやすく、LINEマンガなどで片手間で読むことが出来る。別の作業と両立できる点が良かった。
 
今年の春、LINEマンガにハマった。きっかけは「GALS!」の著者・藤井みほなさんTwitterを開始したからだ。その昔田舎に住んでいた私は、都会で暮らしながら真っ直ぐでかっこいいキラキラしている主人公・寿蘭がとても好きだった。懐かしいなぁと思いLINEマンガで読み直してみた(購入した)。懐かしい漫画をこんなにも簡単に読めるなんて便利な時代だなぁと思った。
 
最近のマンガアプリ(?)は、24時間待つと次の話を読むことが出来る。24時間も待つの?!とも思うが、それが別の作業と両立するにはちょうど良かった。すぐに読めたらこんなにハマらなかっただろうな、と。今年読んだ中で記憶に残っているものをピックアップしてみた。
 
「シックスハーフ / 池谷理香子さん」

記憶喪失になった女子高生「詩織」が戸惑いながら家族・社会に馴染んでいくお話。詩織ももちろん可愛いんだけど、兄の明夫や妹の真帆、彼氏の開などそれぞれの心模様が分かりやすく表現されているところが好き。つい飲み込まれてしまう魅力がある。絵のタッチも可愛いし。LINEマンガだと途中からコインで購入することになるんだけど、そこから読んでいない(笑)いっそのこと全巻買った方がいいのでは・・・と考えている。 

 

ザ・ファブル / 南勝久さん」

伝説の殺し屋、休暇を取る ――。めちゃめちゃざっくりしているけど、これが私の中で今年一番のヒット作。今すぐに続き読みたいし、なんなら最初から読み返したい!と思い本屋さんで購入した(現在1~12巻まで買った)。佐藤くんの天然ぶりというか、周りとの掛け合いがくすっとする。殺し屋の話なのでピリッとする部分もあるんだけど、そこも含めて面白いなと思った。あと銃やナイフを取り扱うシーンも、グロすぎないところが好き。6月に岡田准一くん主演で映画が公開されたらしい。全巻見終わったら観たい。

 

Paradise Kiss / 矢沢あいさん」
Paradise kiss 全5巻 完結セット (Feelコミックス)

Paradise kiss 全5巻 完結セット (Feelコミックス)

 

 パラキスは再読になるのだが、今手元にないのでLINEマンガで読んでいる。読み始めてみて「そういえばこれ読んだことあるわ」というケースも今年は特に多かった。いい子キャラを演じてきた紫が、良くも悪くも自分自身で未来を決めていくストーリー。お洒落で切ない内容に毎回ドキドキする。それぞれのキャラクター全員がもつ個性も素敵で、つい憧れる。叶わない系色男が好きなので、昔からジョージが好き(笑)

 

LINEマンガ、履歴消えちゃってるので思い出せないんだけど・・・「北斗の拳」「ギフト±」「あなたのことはそれほど」とか色々読んだ。これでは全然読んでない人に見えるかもしれないけど、本当にたくさん読んだ(2回目)。今は「GALS!」の再連載がマンガMeeで始まって、ここでは「GALS!」と「ご近所物語」、「天使なんかじゃない」を見てる。

 

デバイズ上でマンガ・本を読むのにはなんとなく抵抗があったけど、便利だし読みやすいし本当に最高だった。ただお気に入りのマンガは結局買っちゃうので、やっぱり紙の方が好きなのかもなとは思う。というかこの記事を書いていて、ザ・ファブルが終わってない事を知った。なんにせよ最早読めればいい~!13巻買いに行こ~!!

 

今週のお題「好きな漫画」

 

靴下とケーブル編みについて

昨日は少し寝過ぎたくらい眠った。帰ってから食事をし、10段くらい進めて、布団に倒れ込んで、気付いたら朝だった。しかもちゃんと目覚まし時計をかけて眠っていた。ちゃんと眠れた次の日は、やたら目覚めがいい時と悪い時がある。今朝は前者だったのだが、これって、レム睡眠・ノンレム睡眠が関係しているのかな。いつでもさっぱり目覚めたい。


前回の記事にも書いたが、ケーブル編みの柄が出てきづらい(確認しづらい?)のに悩まされていた。

11sg-ak.hatenablog.com

調べていくと、毛糸の濃さだということを知った。 確かに今編んでいる色は濃い紺色。淡い色の方がケーブル編みが目立つみたい、ベージュとか薄いグレーとか。それならということで、紺・ベージュ・赤のトリコロールにすることにした。ちなみに私はハマナカ大好き星人なので、アランツィードで編んでいる。そもそもこの速度で編んで、今季中に終わるのか...?? あとおよそ24段×15回...同時進行で何かを作りたいと思い、さくっと買い物してきた。

 

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靴下の編み方をネットで調べてみた。どうやらつま先から・履き口から・横から(?)の三種類があるらしい。どれがやりやすいのかは分からないのでとりあえず口コミが多かった本を買ってみた。本との出会いは運命だから、当たり外れが大きいのは仕方ないと思うし。読み進めると、なるほど、3号の棒針と糸か・・・指定糸はハマナカのコロポックルだけど、近所の店舗に取り扱いなかったしなぁ・・・

 

そこで、ついに世界中のソックニッターさんが愛用しているopalを買った。想定より早く買ってしまった気もする(笑) しかも安くなっていた!最高。Freche Freunde - ドイツ語で「ひょうきんな友達」と言う意味らしい。糸の色、うさぎのイラストだけでなく、意味すらも可愛い。編んだらどんな感じになるんだろう。とても楽しみ。世界中で愛用されている糸なので編みやすく、製品化したあとも長持ちするらしい。もちろん靴下だけでなく、ヘアバンドやニット帽も作れる。作りたいものが溢れて困っちゃうな。

二人だけの世界が本当に美しいのか ーバチェラー・ジャパン シーズン3ー

先日、仕事終わりに主人から連絡が来た。「Yahoo!ニュースにバチェラーの記事が載ってた。岩間さん?と、あとは誰やっけ...」先日私が熱弁したことを覚えていたらしい。尚、彼はバチェラーシリーズを一切見ていない。しかし覚えてしまうほど、話題となった作品だ。ようやく気持ちの整理がついてきたので書き残すことにした。
 
バチェラー・ジャパン シーズン3 ー 最終回を迎えたそれは、日本中を混乱させ、賛否が2:8の割合で飛び交った番組だ。私自身バチェラー1から見ているファンの1人で、この1年間、この日を楽しみにしてきた。めちゃめちゃ楽しみに、してきたのだ。
 
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バチェラー・ジャパンとは?

全てを兼ね備えた一人の男性を、20人の女性達が奪いあう婚活サバイバル番組だ。Amazonプライムビデオで見ることが出来る。バチェラーは自らが指定したデートの時とカクテルパーティーでのみ女性陣に会うことが出来る。短時間の中で運命の一人を選び出すのは確かに難しいと思う。私はバチェラーの前では出さない女性らしさを見るのが好きだ。可愛い顔して(笑)ずるいことをするやつもいれば、なんだいい女じゃんと思えたりもする。
 
ここから先は完全ネタバレな上に機嫌が悪い内容なのでご注意を。
 

ニット帽2つ目

秋と冬の境目。日に日に寒くなっている。今年は紅葉に関するニュースが比較的少ない気がするが、これも台風の影響なのだろうか・・・と真面目なことを考えながら編み物に勤しんでいる。

 

実は主人用のニット帽が完成した。正確に言うと、前回の記事の時点で出来ていた(笑)ブログの方が間に合っていない・・・。彼の頭のハチが大きい話は前回もしたけど、

11sg-ak.hatenablog.com

そういう理由もあって今回はオリジナルサイズにチャレンジ。まず12cm×12cmのゲージを編む。勿体ないなぁと思いつつ、失敗するのは怖いのでちゃんと編む。編んだゲージはアクリルたわしにするのだ。ちなみに1回編んだ糸は割れやすかったりするらしく、解いて使うのはあまり良くないらしい。10cmで15目。出来上がりは61cm程度を予定していたので、15目×6=作り目90目。余裕を持たすために94目に設定した。さて編み始めますか・・・小さかったらどうしよう・・・

 

そして完成したものがこちら↓

https://www.instagram.com/p/B4Xckgcnvnt/https://www.instagram.com/ak_sg2/

▼材料▼
  • ドリームプレミアム ラフなツィード
    1目ゴム編み:54グレー(半玉くらい)/2目ゴム編み:55チャコールグレー(1玉)
  • 輪針 10号 40cm
  • メジャー(サイズを測る用)、ゴムキャップ、とじ針

 

めちゃめちゃいい出来!前回とは大違い(笑) プロからしてみたらまずまずなのかもしれないけど大目に見て欲しい。トップを編んでいる最中は何度か実際に被ってもらってサイズ調整をした。彼は編み物をしている光景をあまり見たことがないらしく、作業中はいつも不思議そうに見つめていた。完成したものを渡したら相当嬉しかったようで、早速翌日使ってくれた。こういうのが嬉しくてニッターさんはやめられないんだなぁと実感した。

 

そしてこの糸、めちゃめちゃ可愛くておしゃれ。自分用も編みたいので、別の色を買っちゃおうかと思っている。去年か一昨年?、通勤先の近くにドリームさんがオープンした。帰り路に手芸やさんに寄れるのがあまりに嬉しくて小躍りした。それから布やら糸やら、何かとお世話になっている。これからも通いたいので、買物しまくる・・・!

 

ところで作業しているケーブル編みマフラーがとても難しく感じている(やり方は判るけど柄がうまく出てこない)。まだ20段くらいだけど不安だ・・・でも、失敗してもいいから編もう。編んでから反省したら良いよね、と自分を励ましている。先輩ニッターさんも同じように悩んできたんだろうか・・

ニッタービギナー

急に寒くなってきたので、去年からそこにある、やけに寂しそうな毛糸で編み物を開始した。布も有り余ってるんだけど寒いから...毛糸...🧶

 

小学生ぶりに棒針を握る。なんとなく感覚は覚えていた。色々調べてニット帽を作ることにした。あまり難しさを重視しないようにした。使わないもの作るより、欲しいものを作りたいし、その方が長続きする。そんなことを覚えたのも20歳過ぎてからだなぁと考えたりする。

 

完成したものがこちら↓

https://www.instagram.com/p/B4HvOJBnhGF/https://www.instagram.com/ak_sg2/

 

▽作り方▽
  1. 作り目は72目(だったはず)
  2. 1目ゴム編みを20段編む。(折りたたむ部分)
  3. 2目ゴム編みを13cmくらい編む。(編みながら被って長さを調節する)。
  4. 減ら目して裏側に閉じる
▼材料▼
  • ドリームプレミアム メランジ極太 65ブルー(1玉)
  • 輪針 12号 40cm
  • ゴムキャップ、とじ針
  • 参考サイト:Ami-Chiku labo様

 

途中本当に色々あった(作り目72が70になったり、ガーターが6回続いたり)んだけど、母に色々教えてもらえたのもあり、予想より早く編み上げることができた。半ばで線が歪んでいるところも裏目がたくさんあるところも、好き(笑)

 

これの作成中に長時間の移動があり、電車の中で編み物をしていた。編み物をしていると1時間なんてあっという間で、時計をみてびっくりすることが多くなった。車内でも夢中でやっていた。一旦手を休め前を見ると、斜め前にまさかのニッターさんがいた。かぎ針でモチーフを編んでいるように見えたが、これもまた嬉しくて続けるきっかけになった。世界中の人と糸で繋がっている。些細なことだけれど、編み続ける限りこの日のことを忘れないと思う。

 

もふもふで色とりどりの毛糸。初めての作品。嬉しくて1日1回訳もなく被ったりしている。今季の最終目標がopalで編む靴下!(ベストだったのも下方修正した)次回は主人サイズのニット帽。彼は頭のハチが大きいから合う帽子がなくて困っていることが多い。同時にケーブル編みのマフラーに挑戦。400段...更になわあみ針の取り扱いが超絶苦手...のんびり根気よく進めたい。

76.美術館へ行く

さてやりたい事リストをつけ始めてから約2年、とうとう100を超え120個になった。前にTwitterにも書いたんだけど、このリストを付けるようになってから不思議と叶うことが多くなってきた。所謂引き寄せの法則というやつなんじゃないかな、と思っている。このことについてはいつかどこかで詳しく書こうと思う。

 

その中でも叶っている以上に趣味になりつつある美術館巡りについて書いてみたいと思う。そもそも上京してきてからというもの、知り合いもいない土地でやることもない。行ったことがない場所だし、行ってみるかと思ったのが全ての始まりだった。それから約1ヶ月に一回のペースで都内の美術館に赴いているという具合である。

 

今回は東京都写真美術館の「世界報道写真展2018」へ行ってきた。世界から選ばれたジャーナリスト達の作品が並ぶ。私が個人的に印象に残ったのはアミ・ヴィタールの作品で、これはケニアで行われている子象を保護する活動を写したもの。地球で暮らす以上動物との共存は必要不可欠。だけど自分以外に、しかも動物を救うというのは体力のいることだと思う。写っていた飼育員の表情からは安堵や優しさが滲み出ていた。哀の表情は分かりやすい。だけど喜や楽の表情をここまで引き出せる作品はそう多くはないと思う。廃棄されるゴミに注目した写真もそうなんだけど、私ができることをしていきたいと思った。

最も衝撃的だったのは大賞にも選ばれているロナルド・シュミットの作品だ。大賞に選ばれる理由が一目でわかるほどの緊迫した雰囲気。火だるまになっているのは紛れもなく人間。私たちと同じなのに。世界各国で抗議デモが行われているのが現状で日本ではそれを体験することがない。それでも、壁に描かれている落書きが、他人事じゃないと訴えかけている気がした。

 

写真とは別に、朝日新聞社による福島の「帰宅困難地域の四季」を映像化したものがあった。当たり前の風景には残された家族写真や干したままの洗濯物。人のいなくなった街と戻れない日常に傘を差すガソリンスタンドの店員さんたち。日本である限り四季は巡るのだが、彼らはそれを福島で経験することができない。もどかしい気持ちになったのをよく覚えている。風化させてはいけないのだと思い知らされるのだ。いつかありふれた日常が戻ってきてほしいことを心から祈りたいと思う。